あうんの理念
- 1人1人が主体となり、お互いに支えあう仕事づくり
- みんなが対等な関係に立った仕事づくり
- 誰でも参加できる仕事づくり
- 様々なネットワークと結びつく仕事づくり
- 地域に根を張った仕事づくり
あうんのあしあと
あうん立ち上げの背景
011990年代、バブル崩壊の嵐は日本3大寄せ場―山谷で働く日雇労働者を直撃しました。山谷の仕事は激減し、当時ドヤに泊まりながら日雇仕事をしてきた労働者は、路上にたたき出されていきました。国や行政の支援が全くない中で、彼らは近くの隅田川河川敷や近隣の公園にブルーシートでテントを作り、生活を始めました。又、これは日雇労働者のみならず、正規で働く者をも飲み込み、都心の各駅にはホームレス状態になった人々があふれていくのです。こんな中で、全国で野宿者運動、ホームレス支援運動が生み出されていきます。
山谷を中心にした取り組みとしては、2000年に炊き出しの米を集めるフードバンク、2001年に当時山谷周辺で活動をしていた団体が実行委員会形式で、隅田川医療相談会を作りました。
あうんの設立
02野宿している人々の多くは、生活保護も取れない、仕事もない中で、山谷対策で行政が出す、わずかな仕事や空き缶集め等をしながら、生活をしていました。「仕事を作ろう」という発想はあったものの、なかなか踏み込めない中で、2002年3月に以前から知っていた千葉のJFSA(パキスタンに学校を作る支援をしている団体)が古着を使った事業をしているということを聞き、見学に行きました。山谷周辺で活動するメンバーを中心に7-8人だったような気がします。古着なら自分たちも全国に支援者網を持っていることから集められる、これをなんとか仕事にできないかと、3か月くらい研修に行き、「いつまでぐずぐずしてるんだ。早くやっちゃえよ。」というJFSAのNさんの言葉に背中を押され、2002年8月「あうん」という小さな仕事おこしの団体を立ち上げたのです。
あうん創設期
032002年、荒川区の東日暮里に小さな小さなリサイクルショップができました。隅田川沿いで野宿しているメンバーや生活保護を利用しているメンバーなど、たった5人のスタートでした。とにかく、食べていける賃金を目指して出発しました。とはいえ、最初は無給、フードバンクで米を貰って現物支給。理想は高いが、現実は・・・・・・周囲はもちろん、実際に関わっている私自身が、疑心暗鬼だったのです。希望が少し見えてきたのは、1年後便利屋を本格的に始めたころです。福祉事務所を中心に少しづつ仕事が入ってきて、山谷の玉三郎として山谷では有名なタマさんを中心に山谷で仕事をしてきた仲間が参加してきました。当時、車は教会からもらったお古のハイエース、2年目には助成金で買った中古の軽トラの2台でした。仕事が入れば、フードバンクのハイエースを借りてと、周辺のボランティア団体に助けられながら、なんとかやってきました。ハチャメチャだけど、裏表のない明るさと山谷ならではのチームワーク、依頼主には「みんな楽しいねえ」と言われたり、引越の1人暮らしのおばあちゃんと一緒にみんなでお弁当を食べたときには、「何十年ぶりかで大人数で楽しい食事ができた」と涙ぐまれたり・・・・・初めてのことばかりで、いろいろ大変なことは多かったのですが、「本当に助かった」「ありがとう」の言葉を直に聞ける、そんな仕事を仲間と共にできることは大きな喜びでした。
法人格取得から若者の参加へ
042007年、それまでの個人事業から法人格を取得しようということになります。法人格を取るにあたって、みんなでずいぶん議論しました。何がいいか?株式会社?NPO?なんかどれも違う感じがする。そこで探してきたのが、企業組合という法人でした。「働くものみんなが出資して、みんなが経営に参加する」これだと思いました。この頃、「みんなが社長」という言葉があうん内で大流行でした。何か問題が出てくると、「みんなが社長だろう」とよく言っていたものです。この頃から、少しづつ10代20代の若者が参加してきます。世間では「若者の貧困」が叫ばれ、「ネットカフェ難民」が登場した時代です。2009年の「年越し派遣村」を当時代表だった湯浅誠氏が、担ったこともあり、様々なバックグラウンドを持った20代から30代の若者が入ってきました。それまでのメンバーは、「仕事がないのは若い奴も俺たちと同じじゃないか」と積極的に受け入れていきました。若者も家族関係がうまくいってないメンバーもいたことから、おじさんたちの面倒見は、まるで自分の息子や娘ができたかのようで、そのころのメンバーは、「あうんは家族だ」と評しましたが、まさしくそうした感覚に近かったと思います。
又、当時売り上げも安定してきたこともあり、店舗の近くの倉庫を借り、2階をフリースペースー“自由広場”として、非営利団体が使えるようにしました。これまで助けられてきたあうんが、今度は非営利団体のために場所を提供していくことは、やっとここまであうんがきたかと、みんな誇らしい気持ちになったものです。
あうんの事業の変遷
052002年無給で出発したあうんも、2007年当時は最低賃金を出せるようになり、売上も2011年から1億を越えました。そこまでは右肩上がりで、便利屋とリサイクルショップという業態が当時はまだすきま産業として存在していたことが大きいと思います。しかし、そこからかなり努力しているつもりですが、2018年度までほぼ横ばいとなっています。
あうんはこれまで、行政委託はとらない、自主事業でやるという原則を貫いてきました。又、同一時間労働、同一賃金の原則を守ってきました。能力の差で給料を決めない。できる限り、一般就労が難しいメンバーを引き受ける。(もちろん限界はあるが)この理念は、一方で現在の資本の論理に対して、真っ向から立ち向かうということにもなります。 当初すきま産業だったリサイクルショップ、便利屋も、現在は大手が参入し、かなり厳しい価格競争になっています。特に便利屋は、その月ごとに仕事の入り具合は変動があり、仕事が忙しい時に、アルバイトや派遣労働者、あるいは下請けを使うということは当たり前の業界です。そうやって、価格を抑えることができるし、繁忙期には早朝から深夜まで働かせることはよくあることです。こうして、労働者を使い捨てにしながら、利益をあげるという資本の論理に巻き込まれたら、あうんの意味がなくなってしまう。とはいえ、私たちは正しいことをやっているんだということで、仕事が次々と舞い込むなら苦労はありません。
このジレンマをどう乗り越えていくのかが、ここ数年のあうんの重たい課題です。便利屋は価格競争に巻き込まれることなく、あうんの付加価値をどうつけていくのか、又、ネット売買が当たり前になった今の現状は、大手のリサイクルショップも閉店に追い込まれている現実がある中で、店舗としてどう生き残っていけるのか、便利屋、リサイクルショップというこれまでのビジネスモデルから、もう1歩先にどう進めるのかが、現在のあうんに問われていることです。
あうんと地域
06当初からあうんが地域に拠点としてのリサイクルショップを持った意味―山谷に隣接した地域の中で、野宿者に対する排除や差別をなくすには、働く姿を地域の人に見てもらうこと。顔の見える関係の中で、差別や偏見を取り除くことができればと思っていました。それは、目に見える形で成果を上げていきました。初期に「○○さんは、ホームレスだっていうけど、ものすごく働きものじゃない」という言葉、2009年にメンバーの1人の井上さんが亡くなったとき、お店に来てお線香をあげながら、泣いてくれたお客さん。それ以降も、馬場ちゃん、玉さんの御遺骨が事務所に写真とともにおかれていると、お線香をあげてくれるお客さんが何人もいました。「亡くなった人をちゃんと弔っている人達に悪い人はいない」と言ってくれた近所のおじさん。ここでやっていてよかったなあと思った出来事です。
あうんを始めて、18年目。今ではたくさんのお客さんがあうんにやってきます。毎日朝からやってきて、おしゃべりをして帰る高齢の方たち、又お昼すぎると外国人の方たちが仲間どうしでやってきます。時には、店の中は多国籍な言語が飛び交い、日本ではないような錯覚さえ覚えます。又、あうんの近辺にはダルク、マック等依存症からの脱却を目指す団体、障害者関係の作業所等、様々な差別や排除を受けている団体が密集しています。2007年から、年に1回店舗で地域の方たちへの感謝を込めて、“もちつきイベント”を行ってきました。そこを発展させる形で、2016年あうんが言い出しっぺになり、だれもが差別や排除されない地域を作ろうという主旨の下、まず出会うことから始めようと、“ひと・もの・くらしあらかわ再発見”というイベントを開催しました。実は、この2016年にあうんのそばの三河島(在日朝鮮人の方たちが多く住んでいる)で、ヘイトデモが行われたと聞いて、とてもショックを受けました。ヘイトを許さない地域づくりをどうしたらできるかということも1つの大きなきっかけになっています。荒川社協と共催で、各自治会、町内会や商店会の協力も得ながらのイベントはまだまだ小さいながらも、今年で4回目になります。2017年からは実行委員会形式でやっていますが、あうんが事業を越えて、誰もが差別や排除をされない地域づくりの先頭に立っていくことが、求められているのだろうと思います。
あうんの働き方
企業組合あうんは、働き手が出資者になり、一人ひとりが経営も労働も担うという協同労働の仕組みを取り入れています。
使い捨てでない労働、生きがいと誇りある働きかたを実践しています。
01同一時間労働・同一賃金という給与体系
働いている者同士が対等な関係性を築くために、仕事の能力・資格の有無などに関わらず、誰もが同じ時給1250円(2019年度時点)で働いています。週一日働く人も、週5日働く人も同じ時給。入社したばかりの人もベテランも同じ時給で働いています。
働く上でそれぞれの担当や役割はありますが、上司や部下といった上下関係はありません。
02労働者による意思決定
運営に主体的に関わるためにも、働く人は全員会議に参加でき、決定できる権利があります。会議では会計等のあらゆる情報を開示し、運営方針をはじめ、自分たちの賃金や待遇まで全員で決定します。月に一度の全員が参加する会議の他に、事業別の会議(リサイクルショップ、便利屋)や、新規事業立ち上げ、広報活動、イベント企画等、必要に応じて話し合いを重ね、運営しています。
03私たちは積極的に研修を受け入れています
労働者同士が支え合い、使い捨てでない労働である「協同労働」を社会に広げるため、私たちの理念に共感する団体からの研修を広く受け入れています。
- 過去実績
- ●特定非営利活動法人 暮らしづくりネットワーク北芝
●一般社団法人共働事業所よって屋
●企業組合ワーカーズ・コレクティブ・キャリー
●企業組合ワーカーズ・コレクティブ・回転木馬
●特定非営利活動法人 わっぱの会
04ボランティア団体・社会運動団体とのネットワークを築く
2001年に5名で始まった「あうん」は、様々な団体・個人の皆様から支えていただいたき今日まで運営が続けることができました。現在でも、野宿者・生活保護利用者を支援する活動を行う「一般社団法人あじいる」と協力して資源回収の取り組み「しげんカフェ」の事業を行ったり、山谷の夏祭りに参加したり、地域のお祭りを企画開催したりと積極的にネットワークを築いています。特に事務所のある東京都荒川区周辺地域の団体とは、イベント「ひとものくらし あらかわ再発見」を通して差別や排除を越え多様な人が共生していける地域づくりを目指し交流を続けています。
会社概要
企業組合あうんは、失業し野宿を余儀なくなくされた元野宿生活者を中心に2002年に仕事おこしの取り組みとして始まりました。
「一日三食食べられるだけの賃金」を目標に、リサイクルショップを運営する以外にも、引越し、家財片付けを中心とした「便利屋」として事業を拡げてきました。様々な理由で失業状態にあった人、シングルマザーや引きこもりの経験のある人も含め、あうんの働き方に賛同した人が働いています。
2007年には、個人が平等に労働と経営に携わり、「命」と「暮らし」を自分たちで守る共同事業を行うことを趣旨として「企業組合」という法人格を取得し社会保険も完備しました。働くことの喜びをかみしめつつ、今日も元気に力を合わせて働いています。
- 名称
- 企業組合あうん
- 所在地
- 東京都荒川区東日暮里1-36-10Google map
- 電話
- 03-5604-0873
- FAX
- 03-6458-3907
- 代表者名
- 荒川 茂子
- 設立年
- 2002年8月(法人格取得2007年)
- 資格表示
- 東京都古物商許可証306660806123号
産業廃棄物収集運搬許可番号第141472号
積替保管を含む(東京都)
積替保管を除く(千葉県・埼玉県・神奈川県)
一般貨物運送事業許可 関東運輸局
関自貨第845号
沿革
2002年
メンバー:5名-
- 8月 リサイクルショップ開店(荒川区東日暮里1丁目)
- カリタスジャパンから立上げ助成を受ける
2003年
メンバー:11名
売上:2000万円-
- 7月 便利屋事業開始
2004年
メンバー:14名
売上:3000万円-
- 草の根基金ぐらんから軽トラ購入資金の助成を受ける
2006年
メンバー:16名
売上:3400万円-
- 現事務所となる場所へ店舗と事務所の引越しをする(荒川区東日暮里2丁目)
2007年
メンバー:21名
売上:5000万円-
- 土曜日の雑貨フリマを開始
2008年
メンバー:21名
売上:6800万円-
- 11月 企業組合として法人格を取得
- 4月 産業廃棄物収集運搬の許可を取得
- 新しく倉庫を借りる。「自由ひろば」と命名し、様々な団体の会合や活動に利用できる場とする
2009年
メンバー:25名
売上:9200万円-
- NHK教育テレビ「福祉ネットワーク」に取り上げられる
- 「自由ひろば」を日比谷派遣村の当事者の寄り合い場として提供
- 年1回のもちつき大会を初めて開催
2010年
メンバー:28名
売上:1億400万円-
- 9月 一般貨物運送事業の許可を取得(車両5台体制)
- 10月 代表理事の変更
- 事業売上が初めて1億円を超える
2011年
メンバー:26名
売上:1億700万円-
- 東日本大震災の復興支援に参加
- 保管積替え施設の倉庫を借り、保管積替の許可(東京都)を取得
- 7月 神奈川・千葉・埼玉 産業廃棄物収集運搬の許可を取得
2012年
メンバー:23名
売上:1億300万円-
- 10月 衣類と家電で分かれていた店舗を統合
- 10月 あうん10周年イベント開催
2014年
メンバー:21名
売上:1億800万円-
- 3月 店舗の大規模リフォームを行う(大型エアコンを設置)
2015年
メンバー:22名
売上:1億900万円-
- 9月 東京CPBの融資を受け、店舗のトイレ・居場所スペースを改装
2016年
メンバー:21名
売上:1億1300万円-
- 3月 もちつき大会を発展させ、様々な地域の団体が参加し東日暮里一丁目公園で「ひとものくらし あらかわ再発見」を開催
2017年
メンバー:23名
売上:1億1500万円-
- 4月 生活クラブ生協・東京と、片付け事業について事業連携開始
- オンラインショップ「良品リサイクル家電あうん」を開店
2018年
メンバー:24名
売上:1億2400万円-
- 5月 代表理事の交代など運営体制の変更
- 10月 生活クラブ虹の街・風の村など千葉の6団体と連携して「おたすけクラブ」というプロジェクトを立ち上げ、片付け事業を開始
2019年
メンバー:25名-
- 3月 東京都社会貢献大賞(特別賞)を受賞
- 4月 (一社)あじいると連携して、資源買取り事業を本格開始
リクルート
自分のしたい暮らし方を、働きながら考え、実践に移していく。「生き方」から選ぶ、私の「働き方」。
人も、物も使い捨てることのない社会を目指します!
あうんでは、仕事の種類によらず、勤務の日数によらず、みんなが同じ時給で働いています。平等で対等な働き方を自分たちで考え作っています。理念を共感してくださる方で中心となって運営に携わろうと意欲のある方を募集します。<あうんとは>をご覧ください。
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- 待遇
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- 雇用保険・労災保険・厚生年金・健康保険
- 福利厚生
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仕事の簡単なご説明をさせて頂きます。
また、見学後に志望動機を400字以内でお書きいただき、履歴書・職務経歴書とともにお送りください。
便利屋運営
35歳くらいまでの、体を動かすことが好きな方。運転免許を持っている方、大歓迎です。
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- 雇用保険・労災保険・厚生年金・健康保険
- 福利厚生
- 有給休暇以外に特別休暇(介護、育児など)あり、免許取得助成制度あり
- 応募方法
- ご応募の前に会社見学にいらしてください。
仕事の簡単なご説明をさせて頂きます。
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あうんひろばあうんが日ごろ、お世話になっている方たち
NPO法人女性ネットSaya-Saya
岡大介(カンカラ三線・演歌師 )
荒川社会福祉士会
荒川区内在住・在勤のソーシャルワーカーの職能団体です。年3回の勉強会を中心に、地域のイベント参加やボランティア活動にも取り組んでいます。フードバンクと共催、あらかわ子ども応援ネットワークの参加など、年々活動の場が広がってきています。会員同士の繋がりを大切に、和気あいあいと、楽しく!ためになる!!をモットーにしています。
荒川ひまわり第二
認定NPO法人 自立生活サポートセンター・もやい
子ども村:中高生ホッとステーション
東が丘チェリーズ
女性の自立を応援する施設で、様々な事情を抱えて住む場所を失った女性たちが、自分たちの手でつくった商品を販売しています。ハーブをブレンドした可愛らしいサシェや、玄米や糠をつかった”米ぬかカイロ”や”アイピロー”などがあります。
ほしのいえ
ほしのいえは1991年9月から二人のシスターが発起人として活動を初めました。
お互いの平らな関係の中に自己の自立と回復をはかること、「山谷から」の視点で社会的に不利な立場に置かれた人々の生活や人権や命を守るための連帯を大切にする事を目的に活動しています。
毎週火曜日の炊き出しや火・木・土の作業所と福祉生活相談などを行っています。
- メール
- info@hosinoie.net
- 電話
- 03-3805-6237
090-8106-3256(中村)
一般社団法人あじいる
NPO法人わっぱの会
1971年、名古屋の街の中で3人の若者が共同生活を始めた事をきっかけに、この会は誕生しました。障害を持つ人もそうでない人もみんなが「共に働き、共に生活する場をつくり、共に生きる社会を実現しよう」と、さまざまな事業・活動に積極的に取り組んでいます。
一般社団法人共働事業所よって屋
一般の就労にはなじめず働きづらさを抱えたひとたちとともに働く場を作りました。片付け・清掃で地域の人たちの生活のサポートを行ない、団地の商店街でリサイクルショップも開いています。地域の生活クラブ関連団体と連携して、事業を進めます。
有限会社ユーズ
あらゆる方向性に価値を見つけ、共に働く仲間を増やすことを目指し、小規模ながら起業して、30年間地域の皆様に支えられて日々便利屋として活動しております。
企業組合ワーカーズコレクティブ回転木馬
佐倉市を拠点に地球環境を守るため、資源を無駄にしない地域に根ざしたリサイクルショップです。自然食品、安心安全な食材の幼稚園給食、弁当、着物のリサイクルなどの事業を行っています。
NPO法人日本ファイバーリサイクル連帯協議会(JFSA)
スラムに暮らす子どもの自立を支えるため、日本国内で古着や毛布、バッグなどを回収し、パキスタンの人々と協力しながら、古着のリユース販売を日本とパキスタンで行なっています。パキスタンで販売して得た利益は、スラムにある学校『アル・カイールアカデミー』の運営費になります。日本国内で販売して得た利益は、JFSAの活動費になります。
NPO法人ワーカーズコレクティブ千葉県連合会
1992年9月に任意団体として発足し、1999年11月にNPO法人格を取得しました。「ワーカーズ・コレクティブの働き方をアピールし、広げていく活動」と「研修や学習会を通し、 会員が力をつけていくための活動」を目的に活動しています。ワーカーズ・コレクティブ ネットワーク ジャパン(WNJ)、生活クラブ千葉グループの一員です。
ワーカーズコレクティブ スーユンタン
2008年、障碍の有無を特別視しないで働ける居場所づくり、使い捨てしない衣生活の提案など、 さまざまな志を共にする仲間と共同で、スーユンタンを立ち上げました。間には、東日本大震災、店舗移転と、大きな山もありましたが、お客様や、賛助会員の皆さまに支えられて、ここまで参りました。
一般社団法人しげんカフェシステムズ
「しげんカフェ」はカフェと資源買取施設を併設した、「リサイクル、地球環境の保護というものをよりお得に行いませんか?」というコンセプトのもとで出来ました。家庭の資源をポイントで買い取らせていただき、カフェのドリンクやフードに交換できます。2017年からは一般社団法人しげんカフェシステムズを立ち上げ、家庭の資源を持込み買取りする事業を非営利でフランチャイズチェーン化するシステムを展開しています。
NPO法人エコメッセ
特定非営利活動法人エコメッセ(通称:環境まちづくりNPOエコメッセ)は、生活クラブ生協の組合員有志により、2002年に設立されました。チェルノブイリ原発事故を受け、自分たちでできることを探り、自然エネルギーを推進することを大きなミッションに掲げました。また、生活クラブ生協の21世紀型まちづくり構想の一環として、ゴミの減量、人の居場所、地域経済の活性化も目指しています。
東京ワーカーズ・コレクティブ協同組合
東京ワーカーズ・コレクティブ協同組合は、東京を拠点に事業を展開するワーカーズ・コレクティブが組合員となって、互いの事業発展のために、出資し運営も担っている事業協同組合です。自らの支援組織を協同組合で形成しています。
NPO法人アビリティクラブたすけあい(ACT)
アビリティクラブたすけあい(略称ACT(アクト))は赤ちゃんからお年寄りまで、誰もが住み慣れたまちで自分らしく暮せるよう、地域でたすけあいのしくみづくりをしています。ACT会員の有志がつくる「たすけあいワーカーズ」「まちの縁がわワーカーズ」「居宅介護支援事業所」と連携し、自立援助サービス(家事援助・介護・子育て支援)を中心に活動を行っています。都内に約6000人の会員がいます。
NPO法人JFSA
NPO法人JFSAは、パキスタンのスラムにある学校運営を支えるため、衣類や毛布などのリユース事業(回収、選別、販売)をパキスタンに暮らす人々と協力しながら行なっています。千葉市と柏市の古着ショップを併設したセンターを設けています。